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乳がんのリスク要因について
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なぜ一部の方に乳がんが発症するのか、正確な原因を特定することは できません。 遺伝的要因、ホルモン要因、生活習慣要因が複合的に関与していると 考えられます。 この動画では、リスクを高める要因、ご自身でコントロール可能な要素、 そしてリスク要因があっても必ずしもがんになるわけではない理由につい てご説明します。 リスク要因があるからといって、必ずしも乳がんを発症するわけではあり ません。 それは、発症する可能性が平均より高いことを意味します。 リスク要因のある女性の多くは乳がんを発症しません。 また、既知のリスク要因がない女性でも発症する場合があります。 リスクとは確率の問題であり、確実性ではありません。 年齢は乳がんの最大のリスク要因です-年齢を重ねるにつれて乳がんの リスクは高まり、ほとんどの乳がんは50歳以上の女性に発生します。 このため、NHSの乳がん検診プログラムでは、50歳から70歳までの 女性を対象に定期的なマンモグラフィ検査をご案内しております。 ご家族歴もリスクに影響する可能性があります。 親や兄弟姉妹など、近親者に乳がんや卵巣がんの病歴がある場合、ご 自身のリスクが高まる可能性があります。 特に、若年時に診断された場合にはその傾向が顕著です。 ホルモン要因も影響を及ぼします。 初潮が早い場合、あるいは閉経が遅い場合、生涯にわたるエストロゲンへの 曝露量が増加します。 また、出産経験がない場合、あるいは出産時期が遅い場合も、リスクが わずかに上昇する可能性があります。 一方、授乳には一定の予防効果が認められます。 ホルモン補充療法()またはHRTの服用は、乳がんのリスクを高める可能 性があります。 エストロゲンとプロゲステロンの両方を含む複合HRTは、エストロゲン単独の HRTよりもリスクが高くなります。 服用を中止した後、リスクは時間の経過とともに徐々に低下します。 HRTの服用をご検討の場合は、医師とメリットとリスクについてご 相談ください。 避妊薬を服用中、リスクがわずかに高まる可能性があります。 ただし、この増加はごくわずかです。 ほとんどの女性にとって、避妊の利点はこの小さなリスクを上回ります。 また、服用を中止してから数年以内にリスクは正常に戻ります。 生活習慣の要因も重要です。 例えば、閉経後の肥満は乳がんのリスクを高めます。 定期的な飲酒もリスクを上昇させます。 飲酒量が多いほど、リスクは高まります。 喫煙もまた、リスク要因となり得ます。 しかし、これらすべてはご自身で対策が可能な要素です。 朗報と申しますと、英国における乳がんの約4分の1は、生活習慣 の改善によって予防できる可能性があります。 バランスの取れた食事を摂り、健康的な体重を維持することが効果的 です。 また、身体活動を継続し、アルコール摂取を控えることもリスク低減につながり ます。 過去に乳がんを患われたことがある場合、新たながんを発症するリスク が高くなります。 マンモグラフィーで白く映る高密度乳房組織もリスクを高める要因となります。 乳がん治療チームは、これらの要素を考慮しながら、今後の経過観察計画 を立てます。 ご自身のリスクを理解することは不安に感じられるかもしれません- しかし、知識は力にもなります。 ご自身でコントロールできることに焦点を当てることが最善です。 例えば、検診の予約をきちんと受けること、定期的に乳房をチェックする こと、そして可能な範囲で健康的な選択をすることです。 最後に、ご自身のリスクについて懸念がある場合は、かかりつけ医に 相談することが重要です。

監修: Giles Davies
腫瘍形成乳房外科医