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乳房パジェット病
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乳頭・乳輪のパジェット病()は、乳頭や、乳輪と呼ばれる周囲の色 が濃い部分の皮膚に発生する、まれなタイプの乳がんです。 この動画では、どのような症状に注意すべきか、どのように診断さ れるか、そしてどのように治療されるかについて解説します。 乳頭・乳輪のパジェット病は、乳がんの約1~4%に見られます。 通常、乳頭から発症し、乳輪に広がることもあります。 パジェット病の患者のほとんどは、乳頭の奥にある乳腺組織に、基礎と なるがんも併発しています。 乳頭炎()の主な症状は、乳頭に現れる赤く、鱗状の湿疹が治らない ことです。 皮膚はかさぶた状になったり、剥がれ落ちたり、厚くなったりすることが あり、かゆみ、ヒリヒリ感、または灼熱感を伴うことがあります。 また、乳頭に潰瘍ができたり、分泌物が出たりすることもあります。 これらの症状は、湿疹やその他の皮膚疾患と非常によく似ているため、 診断が遅れることがあります。 乳首の発疹が一般的な皮膚治療で改善しない場合や、片方の乳首だけ に症状が現れる場合は、かかりつけ医を受診して詳しい検査を受けること が重要です。 診断には通常、臨床検査と皮膚生検が行われ、乳頭から少量の組織を 採取します。 また、乳頭の下にある乳房組織にがんがないかを確認するために、 マンモグラフィ検査や、場合によってはMRI検査も行われます。 パジェット病()の治療法は、乳房に基礎となるがんがあるかどうか、 またその広がり具合によって異なります。 主な治療法は手術であり、乳頭や乳輪、およびその周囲の組織()を 切除する場合もあれば、がんの広がりが大きい場合には乳房切除術( mastectomy)を行う場合もあります。 手術後-特に乳房温存手術を受けた場合は、放射線治療が必要になる ことがあります。 浸潤性乳がんの場合は、がんの種類に応じて、化学療法、ホルモン療法、 または分子標的療法などの追加治療が行われることもあります。 乳頭切除を伴う乳房温存手術を受けた場合、後日、による乳頭再建術 を受けることが可能です。 担当の乳腺外科医が、選択肢についてご説明いたします。 患者様のご希望を考慮しつつ、最良の結果を得ることを目指します。 パジェット病の予後は、浸潤性がんが存在するかどうか、および診断が どの程度早期に行われたかによって異なります。 早期に発見されれば、予後は概して良好です。 定期的な経過観察やマンモグラフィ検査により、再発の有無を確認します。 乳首に持続的な変化が見られる場合は、かかりつけ医にご相談ください。 パジェット病と診断され、ご質問がある場合は、乳腺外科医または乳腺 ケア看護師が、より詳しい情報やサポートを提供いたします。

監修: Giles Davies
腫瘍形成乳房外科医