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乳房手術における同意とリスクについて
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インフォームド・コンセントは、あらゆる外科手術において重要な要素です。 手術前に、私どもが提案する内容を、分かりやすく平易な言葉でご説明 いたします。 この動画では、乳がん手術の目的、関連するリスク、および同意プロセス の内容についてご説明いたします。 乳がんに対する手術の主な目的は、がん組織を切除し、病期を確定する ことです。 病期分類により、がんの進行度合いを把握し、今後の治療方針を決定 する指針となります。 がん組織を物理的に取り除くことで、将来の再発リスクを大幅に低減する ことが可能です。 乳がん手術()後に乳房再建をご提案される場合、その目的は乳房の 形状とボリュームを回復させることにあります。 これにより、治療後の生活の質や自信の向上につながることが期待さ れます。 乳がんの手術に代わる選択肢は、往々にして非常に限られております。 化学療法、放射線療法、ホルモン療法などの他の治療法が推奨される 場合もございますが、がんを物理的に除去しない限り、再発の可能性 は一般的に高くなります。 その結果、手術は依然として治療の基盤であり続けております。 あらゆる手術と同様に、乳房手術には一定のリスクが伴います。 手術中または術直後の出血により、血腫と呼ばれる血液の貯留が生じる 場合があります。 これは稀な症状であり、約100件に1件の割合で発生します。 創傷感染や、に関連する感染症(例えば胸部感染症など)もまた稀で あり、の症例において約100例中2~5例に発生します。 これらの感染症は、発生した場合でも通常、抗生物質による効果的 な管理が可能です。 すべての手術には瘢痕形成が伴います。 多くの方では、瘢痕は良好に治癒し、時間の経過とともに平坦に なります。 しかしながら、一部の瘢痕は隆起する場合があり、これは肥厚性瘢痕と 呼ばれます。 ごく少数の方では、ケロイド瘢痕と呼ばれるより顕著な瘢痕が生じること があり、場合によっては追加の治療が必要となることがあります。 乳房手術後の痛みは、通常、パラセタモールなどの単純な鎮痛剤や抗炎症 薬で効果的に管理されます。 ごく少数の患者様にはより強力な鎮痛が必要となる場合がありますが、 これは通常、24時間から48時間程度の短期間のみ必要となることが 一般的です。 傷跡周辺の感覚異常()は、特に脇の下の領域での手術後に多く見 られます。 こうした症状は通常、時間とともに改善しますが()、場合によっ ては感覚の変化が永続的なこともあります。 片方の乳房から組織を除去すると、もう一方の乳房と比べて非対称に なる場合があります。 さらに、組織の分析後、ごく少数の患者様には再切除と呼ばれる二 次手術が必要となる可能性があります。 これは、除去した組織の縁が陽性(がん細胞が認められる)または 境界が不明瞭な場合に必要となります。 乳房手術は通常、全身麻酔を必要とします。 全身麻酔に伴うリスクは非常に小さいものです。 一般的な副作用としては、術後の喉の痛みや多少の眠気などが挙げ られます。 胸部感染症は非常に稀であり、重篤な合併症もまれです。 深部静脈血栓症や肺塞栓症などのリスクも非常に稀です。 個人のリスクは、体格指数(BMI)や喫煙歴などの要因によって影響 を受ける可能性があります。 手術前に、十分な時間をお取りいただき、情報を理解し、ご質問を いただくことが可能です。 担当医および専門看護師が、この過程を通じてご支援いたします。 また、処置開始前であれば、いつでもご同意を撤回することが可能 です。 手術のリスクを理解することは、ご自身の治療に対して準備ができて いると感じ、自信を持つための重要なステップです。 ご質問がございましたら、担当医と乳がんケア看護師がご支援いたします。

監修: Giles Davies
腫瘍形成乳房外科医