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炎症性乳がん
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炎症性乳がんは、まれですが進行の早いタイプの乳がんです。 乳房が赤く腫れ上がり、その症状は突然現れることがあります。 この動画では、どのような症状に注意すべきか、なぜ早急な検査が 重要なのか、そしてこのタイプの乳がんがどのように治療されるのか について解説します。 炎症性乳がん()では、がん細胞が乳房の皮膚にある微細なリンパ管 を塞いでしまいます。 この閉塞により、乳房は炎症を起こし、腫れ上がります。 皮膚は赤くなったり、ピンク色になったり、あるいは普段より色が濃く なったりすることがあり、触ると熱を帯びていたり、圧痛があったり することがあります。 他の乳がんと異なり、炎症性乳がんでは、はっきりとしたしこりが現れ ないことがよくあります。 その代わりに、乳房の外見が変わったり、皮膚が厚くなったり、オレンジ の皮のようにくぼんだり、乳頭が陥没したりすることに気づくかもしれ ません。 このタイプのがんでは、症状は通常、数日または数週間のうちに現れ ます。 これらの症状は、時に、乳腺炎と呼ばれる乳房の感染症と間違われる ことがあります。 抗生物質を処方されたにもかかわらず、1~2週間経っても症状が 改善しない場合は、医師の診察を受けることが重要です。 炎症性乳がんは、速やかな検査が必要です。 診断には、臨床検査、マンモグラフィーや超音波検査などの画像検査、および 乳房の皮膚や組織の生検が含まれます。 このがんは急速に進行する可能性があるため、できるだけ早く治療を開始 できるよう、検査を遅滞なく行うことが重要です。 炎症性乳がん()の治療は、通常、化学療法から始まります。 これは術前補助療法と呼ばれ、手術前のがんの腫瘍を縮小させること を目的としています。 もしがんがHER2陽性である場合、化学療法と併せて標的療法も行わ れます。 化学療法の後、乳房および患側のリンパ節を切除する手術が行われます。 通常、その後、残存するがん細胞を破壊するために放射線療法が行わ れます。 治療全体には数ヶ月を要する場合がありますが、これは患者様にとっ て最良の結果が得られるよう計画されています。 炎症性乳がんは重篤な病気ですが、治療が可能です。 化学療法、分子標的療法、放射線療法の進歩により、治療成績は著しく 向上しています。 乳房に赤み、腫れ、皮膚の変化など、急な変化が見られた場合は、 至急かかりつけ医にご相談ください。 すでに診断を受けており、治療についてご質問がある場合は、乳房ケア 担当の看護師がサポートいたします。 で炎症性乳がんと診断されると、途方に暮れてしまうかもしれません。 担当の医療チームや専門看護師、がん支援団体などからサポートを受ける ことができます。

監修: Giles Davies
腫瘍形成乳房外科医