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乳房手術前のマーカーコイル留置について
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乳がん温存手術()で小さな腫瘍を取り除く場合、事前にマーカーコイルの 挿入が必要となる場合がございます。 こちらの動画では、マーカーコイルとは何か、その使用目的、およびマーカー コイル挿入術()の手順と術後の経過についてご説明しております。 乳房温存手術()は、広範囲局所切除術または乳頭切除術とも呼ば れ、可能な限り多くの健康な乳房組織を残しながらがんを切除します。 腫瘍とその周囲の正常組織()をわずかな余白()とともに切除し ます。 マーカーコイルを使用することで、手術中に腫瘍を正確に特定すること が可能です。 過去には、細いワイヤーを使用して腫瘍の位置をマークしていました。 このワイヤーは手術当日の朝に挿入する必要があり、手術の遅延の原因 となることもありました。 また、ワイヤーが乳房に挿入される角度が不自然な場合もありました。 現代の精密マーカーコイルは、この状況を変え、このプロセスをより簡素 化し、患者様の快適さを向上させています。 マーカーコイルは、通常、手術の数日または数週間前に放射線科で 設置されます。 これにより、手術当日は待ち時間が少なくなり、予定時刻に処置を開始 することが可能です。 コイルは、私が腫瘍とともに取り除くまで、安全に所定の位置に留まり ます。 マーカーコイルの設置手順は、乳房生検と非常に似ています。 放射線科医が超音波またはマンモグラフィー画像を用いて、小さな針を 腫瘍の正確な位置に誘導します。 まず局所麻酔でその部位を麻痺させますので、処置中に痛みを感じる ことはありません。 針が正しい位置にされたら、マーカーコイルを乳房組織内に優しく放出 します。 生検とは異なり、針を何度も刺す必要はありません。 コイルは単に配置してそのままにしておくだけです。 確認用のマンモグラフィまたはX線検査により、マーカーが正しい位置に 配置されていることを確認します。 副作用は通常、軽度です。 施術部位に多少の不快感やあざが生じる場合がございます。 その際は、必要に応じて定期的にパラセタモールを服用いただき、快適な 着け心地の柔らかいサポートブラジャーをご着用ください。 また、施術後24時間は施術部位を濡らさないようご注意ください。 マーカーコイルの留置、または今後の手術についてご質問がございまし たら、乳房ケア看護師または外科チームまでお気軽にお問い合わせください。 治療の全過程において、私どもがサポートいたします。 ご視聴、ありがとうございました。

監修: Giles Davies
腫瘍形成乳房外科医