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生検結果について理解するために
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生検後、結果をお伝えするご予約をお取りいたします。 これは検査プロセス全体の中で最も不安を感じる時期であることが多い です。 そのため、担当チームが使用する用語を理解しておくことで、自信を 持って次のステップに進むことができます。 検査結果によりますと、正常な乳房組織または良性病変(がんではない 状態)が確認される場合がございます。 乳房のしこりの多くは、嚢胞や線維腺腫など良性のものであり、検査 結果が良性と判断された場合、追加の治療が必要ない可能性がござい ます。 がん細胞が発見された場合、検査結果には、ご自身が罹患されて いる乳がんの種類が記載されます。 乳がんには主に二種類あります。 第一に、乳管(乳汁を運ぶ管)に発生する「乳管がん」、そして第 二に、乳汁を分泌する袋状構造である小葉に発生する「小葉がん」 です。 乳管がんおよび小葉がんの中で最も一般的なタイプは「浸潤性乳がん」 と呼ばれ、これについては後ほど詳しくご説明いたします。 浸潤性とは、がん細胞が乳管や小葉という発生源を超えて増殖した ことを意味します。 ただし、これはがんが体内の他の部位へ転移したことを示すもので はありません。 また、原位置(insitu)という用語を耳にされるかもしれませ ん。 これは、がん細胞が元の位置に留まっている状態を指します。 非浸潤性乳管癌(Ductalcarcinomainsitu-)は、DCIS とも呼ばれ、非浸潤性疾患の中で最も一般的なタイプです。 これは時に「非浸潤性癌」とも呼ばれ、症状が現れる前に、検診 マンモグラフィー()によって発見されることがよくあります。 生検の結果には、がん細胞が正常な乳房細胞と比べてどの程度異なる かを示す「悪性度」が含まれます。 悪性度には3段階があります。 悪性度1のがんは成長が遅い傾向にあり、悪性度3のがんは成長が 速い可能性があるため、治療計画の立案に役立ちます。 これはがんの「病期」とは異なります。 病期はがんの大きさや、リンパ節や他の部位への転移の有無によっ て判断されます。 病理医は、がん細胞の受容体についても検査を行います。 受容体とは細胞表面にあるタンパク質で、がん細胞の増殖を促進する 可能性があります。 主に検査される受容体は、エストロゲン受容体、プロゲステロン受容体、HER 2です。 これらの受容体状態を把握することで、患者様のがんに最も効果的 な治療法を選択する指針となります。 エストロゲン受容体陽性の乳がん()はホルモン療法に反応し、最も一般 的なタイプです。 HER2陽性の乳がんは、トラスツズマブ(ハーセプチンとしても知られて います)などの標的治療薬に反応します。 これについては後ほどご説明いたします。 一部の乳がん()はトリプルネガティブであり、エストロゲン受容体、プロゲステロン 受容体、HER2受容体のいずれも持たないことを意味します( これは不安に思われるかもしれませんが、化学療法()や免疫療法 など、あらゆるタイプの乳がんに対して効果的な治療法が用意されて います。 検査結果の説明では、一度に多くの新しい情報を受け入れる必要があり、 圧倒されるかもしれません。 お伝えした内容をすべて覚えていられないのは、まったく自然なこと です。 お持ち帰りいただける書面での情報をお求めになり、また、内容を覚え ておくお手伝いができる方と共にお越しになることをお勧めいたします。 ご不明な点がございましたら、遠慮なくチームの方にお尋ねください。 どんな質問も馬鹿げたものなどありません。 生検の結果を理解することは、治療計画を立てるための基礎となります。 この期間中、乳房ケア看護師が皆様を支え、サポートいたします。 知識は、不確実な時期においてより安心感を得る助けとなります。 物事は一歩ずつ進めましょう。 そして、医療チームや大切な方々からのサポートに頼ってください。

監修: Giles Davies
腫瘍形成乳房外科医